ソメイヨシノの開花から一週間経ちましたが都内では満開になってるんでしょうかね?
近所の公園の桜はまだまだ満開とはいかないようで、今日は暖かくなると天気予報でも言っていたのに思ったほど気温が上がりませんでした。
東京都町田市相原町という東京の外れ、のどかな地域の小さな治療院で鍼灸、整体の施術をしています。
冬生まれなのに、寒いのが嫌いな仄々鍼灸院 院長の石崎です。
こんな寒い日には身体を温めるために『お灸が良いです』って、こんな事は誰でも? 知ってる事ですよね?
でも、この『お灸』実は身体を冷やす方法があるのを知っていますか???
お灸って身体を温めるためにやるものじゃないの? と思われがちですが温めるのと冷やすのと出来るんです。
鍼灸の学生時代に、お灸の実技の時間にお灸で炎症した部分の炎症の取り除き方を教わったのですが、当時は「捻挫や、変形性の膝関節症の炎症を起こしている部分にお灸をするなんて大丈夫なの?!」「逆効果何じゃない?」と思いましたが大丈夫なんです。
もちろんやり方があって、怪我の場合は冷やす方法と炎症を取る方法の両方をやると良いです。
やり方は違いがありますがどちらも『お灸』を使います。
炎症を取るのは、ちょっと専門的になるのでここでは「冷やす」について。
だって、せっかく温めようとお灸をしてやってみたら実は冷やすやり方だったなんてもったいないじゃないですか。
でも、ここで言う冷やすというのは昔しの冷やすやり方なので氷水などで「冷やしてる〜!!」って感じの冷やすようなそんな冷たさではありません。
だからこそ、お灸をすることにより身体を冷やしてしまっていることに気が付かないなんてことが起こってしまいます。
以前、お灸が好きだという方が、寒い時に身体を温めようとしてお灸をしたのに風邪を引いてしまったなんていうのをお聞きしたことがありますが、もしかしたらやり方を間違えてしまっていたかもしれません。
ヒントは前回のブログにて、この時期の冷えに注意という内容のブログを書きましたが、これと原理はいっしょなんです。
科学的に言うと「気化熱」を使用して冷やすやり方。
要は「汗をかく」ということ。
真夏の暑い時に、わざと汗をかくような食事をしてスッキリするなんて言うことは聞いたことありませんか?
私の父は、夏になると額に汗をかきながらラーメンを食べるとスッキリすると言っていましたが、これが体温を下げる効果があり応用すると身体を冷やす行為になります。
そう汗をかいて、その汗が蒸発する(気化)する時に同時に熱を奪い冷やします。
お灸も一緒で、汗をかくほどすえると実は身体を冷やします。
びっくりですよね?
専門的には、補法とか瀉法と言いますが一見温めているように見えるので補法のように見えますが、実は汗をかくほどお灸をすると瀉法になります。
簡単に言うと、諸説ありますが『お灸』を
「温かいなー」くらいで行うと「補法」←温める
「熱い!!」までやると「瀉法」←冷やす
になると私は考えています。
なので、夏の熱いラーメンを食べるのは冷やす(瀉法)なんですね。
通常、お家でお灸をする場合の殆どが温めたいからだと思います。
そんな時には頑張りすぎず、いい意味で適当に、または物足りないくらいで止めておくととってもいい感じになると思います。
どれくらいの回数すればよいかという質問もよくありますが、人によって「いい感じ」って違うと思いますので、上記の感じを目安にやってみていただくと良いと思います。
そうそう、明日は新しい「元号」の発表の日。
どんな元号になるのでしょうね?
ニュースで言っていましたが「今日が平成最後の日と勘違いされている方が結構いらっしゃるとか?」
ちなみに今日は「平成30年度の最後の日です」
明日から「平成31年度の始まりです」一ヶ月しかありませんがね。
さて、皆さんに愛される元号になると良いですね。
それには、この時代を生きる我々の努力も必要になってくるでしょう。
どんな元号にしても元気に過ごし、また30年位たって「良い元号だったなー」と思えるように日々生活をしていきましょう!!
はり・きゅう・整体治療専門 仄々鍼灸院
JR横浜線相原駅より、ゆっくり歩いて10分くらい。
町田市立相原小学校近くです。
診療時間 月曜日〜土曜日 9時~12時
月、水、木、土曜日 14時〜19時
でんわ:080-5492-7889
診療中など電話に出られないことがございますので、診療ご希望の方は留守電へ「診療希望」とメッセージをお願いいたします。
折返しのお電話をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
当院は更年期障害、生理不順、PMSなどの女性のお悩みや自律神経症状を整えることに力を入れて診療しております。
また不妊、つわり、逆子、安産、産後の骨盤調整まで妊娠前から出産に関わる事柄をトータルでサポートいたします。