『風邪で人は死ぬようになる!!』
こんな話、聞いたことありませんか?
実は先月11月は「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」でした。
東京都町田市相原町という東京の外れ、のどかな地域の小さな治療院で鍼灸、整体の施術をしています。
仄々鍼灸院 院長の石崎です。
12月になりましたね。
今年は、わりと温かい日が続いていますが、こう温かいと急に気温が下がったりしますと体調を崩される方もいらっしゃると思います。
体調を崩すというと先月「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」を受けてTVでも「風邪に抗生物質は効きませんよ!!」というような内容の放送をしきりに放送していましたが、ご覧になられた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
先月の話でしょ?
もう遅いって?
いやいや、そんな事は無いですよ。
私が、いくつか拝見したTVの放送の内容で未だに「風邪で抗生物質を出す医者がいる」という話や「患者側が抗生物質を要求する」といったケースがあるという話でした。
私が高校生の時の「生物学の授業」でこの『薬剤耐性(AMR)』の話と『風邪で人が死亡する時代が来るかもしれないよ』と先生がおっしゃっていたのを覚えていますから、軽く20年前から言われ続けている事なんですよね。
各医学会にいきますとたまに耳にする「日本の医療の当たり前は、世界の非常識」が、まだまだここにもあるのかと思いましたが、現場ではそんな事は言っていられないです。
『薬剤耐性(AMR)』に感染してしまっていいる方がいらっしゃるのですから……。
では現在どのように『薬剤耐性(AMR)』に対応しているのか?
それは『抗生物質を掛け合わせて投与する』だそうです。
すごい、原始的ですね。
まさしく「風邪で人が死亡する」時代の到来かもしれません。
番組の中でも、専門家の先生に質問がありました。
『最終的に薬剤耐性菌で抗生物質が効かなくなってしまったらどうするんですか?』
そうですよね?
専門家の先生曰く
「栄養をつけて、身体をよく休め、自分の免疫力で細菌に打ち勝つしかありません」
だそうです。
まあそうですよね。
日々、診療させていただいている中で皆様にお話させていただいていますが「日頃から身体をしっかりと良い状態にしておく」その為のお手伝いを当院ではさせていただいております。
鍼灸学校の学生時代に恩師から言われた言葉があります。
「鍼灸師は風邪が治せたら一人前」
「治す」というと、おこがましいですね。
我々の仕事は風邪を治せないまでも罹りにくい身体つくりのお手伝いを、しっかりとさせていただくことと思っています。
風邪にしても、細菌にしても罹らないことが大切です。
「栄養」「睡眠」「適度な運動」+αでのお手伝いですね。
※文中にもありますが「抗生物質はもともと風邪には効果がありません」お
間違えの無いようお願いいたします。
参考HP
AMR臨床リファレンスセンター
はり・きゅう・整体治療専門 仄々鍼灸院
JR横浜線相原駅より、ゆっくり歩いて10分くらい。
町田市立相原小学校近くです。
診療時間 月曜日〜土曜日 9時~12時
月、水、木、土曜日 14時〜19時
でんわ:080-5492-7889
診療中など電話に出られないことがございますので、診療ご希望の方は留守電へ「診療希望」とメッセージをお願いいたします。
折返しのお電話をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
当院は更年期障害、生理不順、PMSなど自律神経や女性ホルモンのバランスを整えることに力を入れて診療しております。
また不妊、つわり、逆子、産後の骨盤調整まで出産に関わる事柄をトータルでサポートいたします。