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簡略更年期指数(Simplified Menopausal Index: SMI)とは?

更年期時期の女性に現れる症状は人それぞれで、様々な「感じ方」や「現れ方」をします。
日本人に多い症状と言われているものが「ホットフラッシュ」と呼ばれる
「のぼせ」や「ほてり」「肩こり」「疲れやすい」です。
これらの「不定愁訴」は医療機関でもスムーズな治療に結びつかないことも珍しくなかったようです。

 

例えば
「のぼせ」「ほてり」→婦人科
「肩こり」「腰痛」 →整形外科(肩こりでは整形外科の受診はできません、痛みを伴うものが適応です)
「疲れやすい」   →内科、循環器科
「めまい」「吐き気」→耳鼻咽喉科
「不眠」      →神経内科

 

このような診療科へ受診される方が多いのではないでしょうか?

 

そこで、小山嵩夫先生により不定愁訴の共通尺度として手軽に把握し、診断・治療に結びつけようとして生まれたのが『簡略更年期指数』( S M I )で1992年から現在まで多くのクリニックや研究施設で使用されています。

また、 更年期症状の数値化としては学会などを中心にKupperman(クッパーマン)指数というものが用いられていましたが、欧米人の症状に合わせて作られたもので日本人女性の評価には使いやすいものではなかったと小山先生からお話を頂いています。
(興味のある方は、Kupperman指数と比べてみても良いかもしれませんね)

 

更年期症状がわかりやすいSMI

SMIは結果がわかりやすいように、100点満点での配点をしています。

内訳は
「血管運動神経系症状」46点、エストロゲン(E2)と関係が深いので配点が高い配点としています。
「精神・神経系症状」40点、日本人に多い症状です。
「運動・神経系症状」14点、になります。

 

合計点数が80点以上の高い点数を示した方は精神疾患等、更年期症状以外の原因も疑われますので、医療機関への受診を勧めます。

 

更年期症状の特徴は 、ホットフラッシュなどの、
ほてりや発汗以外にも胃もたれ、肩こり、腰痛、不眠 、イライラ、動悸など、多岐にわたり、時によって訴える症状が変化します。

 

 

更年期は、閉経前後10年間(約45歳〜55歳)の期間を指しますが、この年齢以外にも「最近、何だかわからないけど元気が出ない」など感じる方や、40歳に差し掛かりましたら卵巣機能の低下がみられる時期となりますので、ご自身の身体の状態を知るためにも定期的に(月に1回程度)のチェックをおすすめいたします。

 

 

また、これと一緒に基礎体温なども測っておかれるとご自身の体調管理の役に立ちますので参考になさって下さい。

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