町田市相原町の仄々鍼灸院、院長の石崎です。
今日は、とても暑い・・・。
暑すぎます。
そんな中、国立科学博物館でおこなわれている「医は仁術」に行ってきました。
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日曜日という事もあり、並ばないと入れないのかな~と思いきや、すんなりと入る事が出来ました。
人気無いのかなはてなマークと思いきや。
中に入りますと、中々の込み具合でした。

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まずは、きたいな名医 難病療治
歯の痛みは全部抜いて総入れ歯にすれば一生痛まぬ等、藪医者にかけた当時の幕府への風刺が画的な浮世絵
すごいですね。
本当に、こんな事が行われていたのでしょうか?

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対して、御殿医クラスの医師が使用した薬箱
綺麗な螺鈿細工が施され、当時の薬の貴重さが伺えます。
私は辰年なので、こんな道具入れがあったらな~と思ってしまいましたニコニコ

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奥田木骨
1792年(今から222年前)初めて制作された木骨
近寄って見ると、木目が見えます(木製なので当たり前ですね)
今の、骨模型とほとんど変わらない出来栄えです。
むしろ、こっちの方が綺麗です。

職人さんの技術ってすごいですね。

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江戸時代の鍼道具
絵の入った、綺麗な箱に保管されています。
この当時の鍼は、もう少し太いものを使用していたと思っていたのですが、こちらも江戸時代の職人さんの技術の高さを垣間見ることができます。
今、使用している鍼よりも少し太い位でしょうか?
もしかしたら、同じ太さの物を使用しているかもしれません。
この頃、日本で生まれた技術の管鍼術や打鍼術といったものが、現代まで受け継がれてきています。
日本の鍼灸は中国や、韓国とは違う独自の技術を発展させてきました。
繊細な身体をもつ日本人に合わせて発展してきたものとも言えます。
そんな、昔の人々の技術や英知をお借りしながら、日々の診療にあたろうと思いました。
また、人対人である事を忘れず仁術をもって診療にあたる事の大切さを感じる一日でした。
はり・きゅう治療専門 仄々鍼灸院
JR横浜線相原駅より、ゆっくり歩いて10分くらい。
町田市立相原小学校近くです。
でんわ:080-5492-7889
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