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腰痛になった「その時」私は幸せに生きられると確信した。

「なんて本を出してくれたんだ!!」

「これじゃあ我々の仕事はどうしたらいいんだよ!!」

これが、この本を読んだ時の最初の感情だった。

 

いわゆる2045年問題(AIに取って代わられる仕事)よりも前に、我々の仕事がなくなるじゃないか!!

 

この本の作者の伊藤かよこさんとの出会いは2015年11月23日今から約2年前になる、東京スキンタッチ会という一般の人々にも小児鍼灸という鍼灸の治療を知ってもらおうという団体に私が講習を受けに行った時のことだった。

色々な方々がいる中で、鍼灸だけの免許ではなく心理学のアプローチもしていらっしゃると自己紹介をしていらっしゃったと思う。

私の興味のある分野でもあったことから、少しお話しさせていただいたことを覚えている。

 

私も鍼灸治療を志す以前の大学生時代、一般教養の授業で心理学の講義を受けてから興味を持ち大学を編入しようとさえしたこともあっったが心理学の勉強については、その後専門学校での講義を受けるにとどまっている。

なので、お会いした時に治療に心理学アプローチを使っているというお話はとても興味を持つきっかけとなった。

 

それから、その団体の主催する勉強会や講習会の中何度かご一緒させていただく中で伊藤さんが本を出すというお話が出てきたのだが「読みたい!!」と思った数分後に気分は急降下して全くそそられなくなっていた。

何でか?

 

それはまだ出来ていない本で、処女作なのにもかかわらず伊藤さん本人が「絶対面白いですから皆さん買って読んでくださいね」とい言ったのである。

作者自身に「面白いですから、読んでくださいね」と言われると「本当かよ!!」「自己満足なんじゃない?」と思ってしまう嫌な自分がヒョッコリと顔を出してきてしまい、本当だったら興味を持ちそうな内容なのにもかかわらず、心の奥底ではものすごく冷めていく自分がいた。

しかも腰痛に関する本を出すと言っているのに、あろうことか彼女は「専門書でなくて小説なんです」と言ってきた。

 

これはもう、私の頭の中では「???」の文字が一瞬浮かぶ。

「やっぱり自己満足なんじゃない?」

「うわー、この人実は痛い人なんじゃない?」とさえ思った。

 

でもまあ心理学をベースとした内容で、当時ドラマで「嫌われる勇気」というアドラー心理学を元にしたドラマをやっていたことも手伝い、そして購入すれば知り合いのなでサインでももらって自分の治療院に飾っておけば話のネタにもなるかな? などと下心丸出しで購入することとなる。

そして、あわよくば私の長年の腰痛ともオサラバできれば嬉しいなとも……。

私は治療の勉強会などにいくと大概「腰悪いですね」「足痺れませんか?」「分離すべり症があるでしょ?」などと言われる事はしょっちゅうで、年に一度は必ずと言っていいほど「ぎっくり腰」になっていた。

 

そして手に取った、この本をペラペラめくっていてまず目についたのが199ページの挿絵、なぜだか目が離せなくなり「この本をすぐに読まなくちゃ!!」という気分にさせられる。

 

 

 

その日はカフェに行ってのんびりと誰の邪魔もされずにこの本を読もうと読み始めたらそこからはもう止まらない!!

まずは、登場人物の名前がベタなのがとてもよい。

どんな人だったかが一発で覚えられる。

私は、普段小説などを読む時に、最初の方のページの人物紹介のページを行ったり来たりして読み進めていく事がほとんどで、まず一発で登場人物を覚えられた試しがない。

そして、読み進めていくと素人なりに上手にまた丁寧に文章がつづられているのが伺えた。

本当に、処女作?

上手い!!

どこかで文章講座を受けているんじゃないかと思うほどだった。

これがもうスラスラと読み進められていくのでホットコーヒーが冷たくなってしまっても全く気付かずに読みふけっていく。

この時にはもう「腰痛をよくするための本」ということを忘れ一冊の小説を読んでいる自分がいた。

 

そして、読み進めていくうちにあることに気がつく。

 

それは「腰が痛い!!」

椅子に座る時に、長時間になるのはわかっていたので、細心の注意を払いポジションを作って座ったはずなのにである。

「いつもの左足にまで痺れが出てくる!!」

しかも、結構ひどい感じ……。

これはやばい!! とも思いつつ、そうだったこの本は腰痛をよくする本だったと思い出させられる。

この文章の中には心理学的なアプローチである認知行動療法というアプローチが使われていると書いてある。

簡単にいうと患者さんが持っているマイナスの認知を取り除いていくアプローチとなる。

某コマーシャルで「花粉前線○上中」というものがあったが、あのコマーシャルを見るだけで花粉が飛んでいないのにもかかわらず花粉症の症状である「くしゃみ」「鼻水」が出る方がいる。

実は私もその一人で、あのコマーシャルを見ると「くしゃみ」「鼻水」が出てきてしまうのでとても嫌なコマーシャルだ。

今回の腰痛で言えば、常に「あなたは腰痛だ」と言われ続けると悪くもないのに痛みが出てくるようになってくる事がある。

そのアプローチが随所に施されている関係で、例として出ているマイナスの認知が意識の中に入り、読んでいる途中では一時的に腰痛が出てしまう事があるのではないかという推測ができる。

そうであれば、痛みが今出ているのは大丈夫、逆にこの心理学的アプローチがよく効いていることの表れなのではないだろうか?

これを読み終われば、きっとこの腰痛は収まるだろうとも直感的にも感じることができた。

 

夢中になって、じっと椅子に座り何時間も本を読んでいたので腰の筋肉が張っている。

席を立ちトイレへ行き少し体を動かす。

うん、大丈夫。

 

席に着いてから冷めたコーヒを一気に飲み、渇いたノドをうるおす。

よし!! 最後まで読み進めよう。

もうすぐ、お目当ての199ページだ!! まだ199ページの挿絵の意味がわかっていない。

 

その後、ラストまでノンストップで読み切る。

 

そして読み終わった後の、なんとも言えぬ爽快感。

日々施術にあたらせて頂いている中で、今まで患者さんに伝えていたことや、伝えようと思っていたことの多くがここに書いてあった。

 

 

「そう、これが言いたかったんだよ!!」

 

 

でも、これをちゃんと実践できたら我々の仕事の多くは無くなる予感がする。

「なんて本を出してくれたんだ!!」という嬉しい感情と「これじゃあ我々の仕事はどうしたらいいんだよ!!」という一瞬の負の感情が生まれてしまうほどのよく出来た内容だった。

 

しかし、間違いなくこの本を読んだ方々は幸せに近づくので世の中的にはとっても良い。

私の治療院に通ってくださっている方には、ぜひ読んで欲しいとも思う。

あとがきに専門書ではなく、小説として出した意味が最後につづられていたが「なるほど、そうだった」と納得もいった。

 

 

この本を読み終わってカフェを出る時には座っている時間が長かったので、腰の張りを感じながらだったが、私はもう腰痛患者では無くなるだろう。

そんなことを思いながら、カフェからの帰路につく。

この本を読んだ余韻に浸りながら。

 

今日より、さらに本気に楽しく生活をしていくことの準備は整った。

 

今から「ウキウキ」「わくわく」した毎日が待っている。

 

 

しかし残念ながら心理学的にも知られているが事ではあるが、人間の脳みそは忘れるように出来ているので、この「ウキウキ」「わくわく」を忘れてしまったら、何度でもこの本「人生を変える幸せの腰痛学校」を読もうと思う。

写真撮影=椎名トモミ 


当院でも数に限りがございますが、この「人生を変える幸せの腰痛学校」と、この本にまつわる「小冊子」をお分けする事ができますので気になる方は来院の際お声がけください。

 

はり・きゅう治療専門 仄々鍼灸院
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診療時間 月曜日〜土曜日  9時~12時
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当院は自律神経やPMS、更年期障害など女性ホルモンのバランスを整えることに力を入れて診療しております。

また不妊、つわり、逆子、産後の骨盤調整まで出産に関わる事柄をトータルでサポートいたします。

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